管絃窟内の震災ゴミ清掃 報告
場所: 宮城県気仙沼市管絃窟
日時: 2022/5/21
イベント報告:管絃窟は気仙沼の海岸に開口する半分水没した小さな鍾乳洞で、2011年3月の東北地方太平洋沖地震(Great East Japan earthquake)後の津波でその洞空間の大部分が一時的に水没しました。津波は洞口周辺にあった鳥居や石碑を破壊し、また、洞内に多くのものを流入させました。震災直後から洞内ゴミの撤去を行ってきましたが、水没した洞床に横たわる一部の大型ゴミは残されたままでした。周辺地域の復興整備が昨年完了して容易にアクセスできるようになったので、5/21(大潮)の干潮時に普段は水没している洞床上にあるゴミなどの回収作業を行いました。
錆びた石油ストーブや壊れた石仏などを運びだすことができました。しかし,洞床に横たわる石碑(高さ約60cm)は動かすことができませんでした。この石碑については回収方法を検討した後に回収を試みる予定です。