日本洞窟学会第48回大会(西予市大会)の関連行事(報告)

公開講演会「日本の洞窟学と四国西予ジオパークの魅力」

 令和4年11月3日(木・祝)に四国西予ジオミュージアムで開催されました。

 講演会には多くの市民の方が訪れ、榊山 匠(四国西予ジオミュージアム) 「四国西予ジオパークの特徴」、辻 智大(山口大学理学部) 「四国カルストを地表と地下(洞窟)から視る」、村上崇史(美祢市文化財保護課) 「カルストの地下に広がる洞窟世界Ⅱ」、山田 努(東北大学理学部・日本洞窟学会会長) 「洞窟学 −その概要と魅力−」の4つの講演(敬称略)が行われました。講演会の様子は、地元ケーブルテレビでも配信されました。

公開講演会の様子

洞窟・カルスト巡検

 令和4年11月4日(金)に行われた本巡検には市民の方17名が参加されました。午前中はジオミュージアムで洞窟の発達過程や、カルスト特有の現象についての簡単な講習を聞き、昼食後にジオサイト「穴神鍾乳洞」と「中津川トゥファ」に移動しました。それぞれのジオサイトでは、講師の解説を聞きながら見学を行いました。

洞窟・カルスト巡検(穴神鍾乳洞)の様子